はいた~い♪
平成25年からスタートし、今年で活動6年目を迎える「平和台 日舞サークル さくら会」は、平均年齢81歳のメンバーので構成され、豊見城市老人クラブの忘・新年会や地域で行われるお祭りなどで、毎回、舞台を盛り上げてくれています!
今回は、元気に活動しているさくら会の皆さんにその秘訣を伺ってきました!
平和台日舞サークルさくら会
日時:令和2年3月3日(火) 10時~12時※普段は12時~13時開催
場所:平和台公民館 会費:一人千円/月
住宅地の中にある平和台公民館
ミニデイや夜のカラオケ会、夏休みには子ども達へのコンサートなどを開催しています
このご時世なので、しばらくお休みしていたそうですが、コロナ対策で皆さん、マスクをつけてお稽古中!
久しぶりのお稽古は手を合わせるために4回連続(30分間)踊っていました
(写真を撮らせてほしいとお願いすると、顔を映すでしょ!と、予防マスクを外してくれました・・・皆さま、予防を邪魔して申し訳ないです・・・)
指導は平和台在住の上原秀子先生
自宅で西川流帆秀教室を開き、その教室に長年通っていた平田さんの依頼で平和台民館で週に1回のお稽古が始まったそう
(前方が上原さん、後方は平田さんです)
休憩することなく踊ります♪演目は”祝い酒”
お扇子を持ちながら、何度もぐるぐる回転しながら踊る姿に80代とは思えずビックリ!!
この日は3月3日という事で、平和台の民生委員&老人クラブの会長を務める川井さんより美味しい差し入れがありました
お稽古後は、持ち寄りのお菓子とコーヒーで乾杯♪(毎回乾杯するそうです!)
このサークルが始まったきっかけを作った平田さんが、「自宅近くの公民館は通いやすいから助かっているよ」とお話されていました
また、「この活動をして良かったな~と思う事を教えて下さい」と、コーディネーターが尋ねると・・・
・仲間の輪が広がるし、ボケ防止、脳が活性化するよ
・自分の父親が女踊りをよく踊っていたと子どもの時に聞いていたが、その血を受け継いでいると思う!ヘタでも好きだから続けているよ~最高です!
・踊りが昔から大好きで、外にも出られるし、日舞と出会って舞台化粧もできるし、楽しく活動しているよ
・教室に通っていた年も合わせるともう20年も日舞を習っているが、先生の指導のお陰でここまで続ける事ができたし、舞台など発表の場では、お化粧や着物を着ると、普段の自分と変わったようになり、緊張もあるが身が引き締まる思いと満足感がある
などなど、お話はつきません
差し入れの可愛いお餅を前に「灯りをつけましょ~ぼんぼりに~♪」と、一人が歌いだすと、皆で手拍子と合唱が!
会が終わるとササっと片付けをして(早い!)それぞれ家路ヘ・・・
以前、市内で地域懇談会を行った時、こんな意見がありました
「やりたい事があっても、高齢になり足(車)がなくなったら、遠くて通えずあきらめるしかない」
若いうちは車に乗って、好きな場所へ出かけ、好きな事をして自分の人生を楽しむことができますが、年と共に運転免許を返納したりと、行動範囲は小さくなっていきます・・・でも、自分の歩いて通える範囲の中で好きな活動ができる居場所があったり、自分の能力を活かせる場所があれば、生き生きと過ごすことができます
すでに、その居場所づくりを行っている地域が市内には沢山あり、その活動を取材させてもらうたび先輩方のバイタリティに感動する日々!
~大人でも、子どもでも、障がいをもっていても、住み慣れた地域で自分らしく暮らすことができる~
そんな理想に一歩ずつでも近づけるよう、地域の皆さんの知恵と工夫を教えてもらいながら、私たちコーディネーターも頑張っていきたいと思います!